JR高山線の特急「ひだ」の定期列車が18日のダイヤ改正で、新型ハイブリッド車両HC85系での運転に統一される。17日は「ワイドビューひだ」の愛称で34年にわたり親しまれてきた気動車キハ85系の定期運行最終日となり、沿線各地では愛好家や住民らが見送った。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」キハ85系はJR東海が分割民営化後に初めて開発した特急型車両で、1989年2月に特急「ひだ」で営業運転を開始した。窓を大きくして車窓の眺めをよくした。また大出力のエンジンを1両に2台搭載し、東海道線などでの高速走行と高山線などの勾配区間の走行に対応した。
高山市一之宮町の宮峠近くの沿線では、地域住民や鉄道愛好家らが「ありがとうキハ85特急ひだ」の横断幕を掲げ、名残惜しそうに列車を見送った。
市内の高山線の沿線に住み、幼い頃から特急「ひだ」のファンだという中谷政輝さん(28)の発案で、近隣住民や、SNS仲間など約30人が集まった。中谷さんは「力強い走りと、飛騨路に似合うデザインが好きだった」といとおしそうに列車へ手を振っていた。
キハ85系の高山線での定期運行は17日の特急「ひだ」16・36号(名古屋・大阪行き)で終えるが、春の高山祭が行われる4月14、15日に臨時の特急「ひだ」で走る予定となっている。














