年の瀬を迎え、手作業で作られる花もち=7日午前11時39分、高山市江名子町、飛騨の花もち組合高山工房

 年の瀬を迎え、岐阜県飛騨地方の迎春の飾り「花もち」作りが高山市内で最盛期を迎えている。

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 花もちは、雪深く冬場に花が手に入りにくかった飛騨の新年を彩る飾り。梅や柳の枝に花に見立てた紅白のもちを巻いて作る。

 高山市江名子町の「飛騨の花もち組合」の高山工房では、今月1日に作業を始め、女性を中心に10人が作業に当たる。もち米を蒸してつき、短冊状に切って手際よく巻いていく。台座付きの「株」は高さ30センチから2メートルまであり、3千~5千円のものが家庭向けによく出るという。

 「コロナ下でおうち時間が長くなったのか、おかげさまで注文は減らないね」と花もち組合の中野富子さん(70)。岐阜、名古屋、東京、大阪の各市場に出荷し、作業は25日まで続く。

 問い合わせは高山工房、電話0577(33)6478。