完成した出雲大社飛騨教会の社殿=下呂市森
故長縄士郎さんが描いたヒノキの扇面が取り付けられた天井=下呂市森、出雲大社飛騨教会
完成した出雲大社飛騨教会の社殿=下呂市森

 岐阜県下呂市森の出雲大社飛騨教会(瀧多賀男教会長)の社殿が新築完成した。竣工式などがあり、約200人の参列者らが完成を祝った。

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 飛騨教会は下呂温泉の発展を願い、1934年に出雲大社から分霊され仮奉置所を設けた後、39年に設立された。社殿の老朽化に伴って大規模な整備を進め、2020年末に従来の社殿の改修を終え、鳥居や玉垣なども設けた。新社殿の建設は21年12月に着手し、このほど完成した。従来の社殿は社務所とした。

 新社殿は木造銅板ぶきで約80平方メートル。下呂温泉の旅館「水明館」から提供された下呂市産のヒノキとスギの木材155本を使った。拝殿の天井には、羽島郡岐南町出身の日本画家長縄士郎さん(故人)が水明館おかみの滝晴子さんの発案で四季折々の花を描いたヒノキの扇面を、瀧教会長のアイデアで取り付けた。

 神事では参列者が玉ぐしをささげた。瀧教会長は「多くの人に参ってもらい、下呂市が元気になるといい」と話した。