工事の安全を願い、鍬入れをする関係者ら=加茂郡八百津町八百津、B&G海洋センター体育館

 新丸山ダム(岐阜県加茂郡八百津町、可児郡御嵩町)の本体工事起工式が18日、八百津町八百津のB&G海洋センター体育館で開かれ、関係者ら約60人が工事の安全を祈願した。1986年に着手した新丸山ダム建設事業は、35年を経て本体工事に入った。

 新丸山ダムは、木曽川の丸山ダムを約20メートルかさ上げして造る再開発事業。洪水調節と大規模な発電を行っている既存ダムを運用しながら本体を施工するため、難易度の高い工事になる。高さ118・4メートル、洪水調節容量はこれまでの約3・6倍になる7200万立方メートルで、総事業費は約2千億円。工期は2029年度までを見込む。

 起工式には渡辺猛之国土交通副大臣、古田肇知事、地元選出国会議員、木曽川沿いの自治体の首長らが出席。渡辺副大臣は「台風、地震など災害が発生しやすい環境。一日でも早い完成を目指し、皆さんの期待に応えていきたい。安全に留意する」とあいさつし、関係者が鍬(くわ)入れを行った。