市岐阜商×長良
市岐阜商×長良
帝京大可児×中京
帝京大可児×中京

 第105回全国高校野球選手権記念岐阜大会第8日は24日、長良川球場で準々決勝2試合を行い、帝京大可児が第1シードの中京を延長十回タイブレークの末、11―10で破って2年連続、第2シード市岐阜商が長良を12―0の六回コールドで下し、2年ぶりのベスト4進出を決めた。前日に進出を決めた県岐阜商、大垣日大とともにベスト4が出そろった。

 帝京大可児は、県内屈指の左腕・中京の菅沢宙を攻略。先発の左腕加藤大和、右腕山田隆太をそれぞれ再登板させる継投策も奏功し、昨夏に続き、強豪中京を撃破した。

 市岐阜商はエース森楓真が最速141キロの直球に縦スライダーもさえる気迫の投球で流れをつくり、7本の長打を含む12安打を放ち、長良に圧勝した。

 25日は休養日で2次抽選を行い、準決勝の組み合わせが決まる。準決勝は26日午前10時から、長良川球場で行われる。