対戦が決まり、ポーズをとる大垣日大の日比野翔太主将と近江の横田悟主将=3日、大阪市
大垣日大

 第105回全国高校野球選手権大会(6日開幕・甲子園球場)の組み合わせ抽選会が3日、大阪市内で行われ、春夏連続出場で夏は5年ぶり6度目の岐阜県代表・大垣日大は、大会第3日の第4試合(8日午後3時45分開始予定)の1回戦で、5大会連続17度目出場の近江(滋賀)と対戦することが決まった。

 大垣日大は、甲子園通算39勝を誇る阪口慶三監督(79)の節目の40勝が懸かる。投打とも岐阜大会後は順当に調整しており、エース山田渓太の出来が鍵になる。阪口監督の孫の高橋慎は捕手・4番で、攻守の要を担っている。

 近江は、滋賀大会を強打で勝ち上がり、滋賀県初の5大会連覇を果たした。一昨年、昨年の夏の選手権は山田陽翔(西武)を擁し、2年連続でベスト4入りしている。

 岐阜県勢と滋賀県勢の対戦は、夏の選手権では1985年に県岐阜商が甲西に5-7で敗れて以来、38年ぶり。