第105回全国高校野球選手権記念大会第3日の8日、第4試合の1回戦で大垣日大が近江(滋賀)を7―2で下して、初戦を突破した。阪口慶三監督は監督通算40勝目を上げ、歴代7位タイとした。
大垣日大は二回、中前打のエース山田渓太が二盗を決め、山内伊織の左前適時打で生還して先制。三回にはエンドランで1死一、三塁とし、山田が左2点二塁打で加点。さらにスクイズで4点目。足攻で躍動、優位に進めた。
六回に2ランを浴び、2点差とされたが直後に敵失を絡め、山田の左適時打などで3点を加えて突き放した。
エース山田は立ち上がりから130キロ後半の直球でコースを突き、スライダーも切れ、好投。六回に被弾後、継投した左腕矢野海翔が近江の反撃を封じた。
大垣日大の2回戦は、第8日の第4試合(午後3時45分開始予定)でおかやま山陽(岡山)と対戦する。