初売りの行列。人気の福袋には整理券が配られた=2日午前9時14分、岐阜市日ノ出町、岐阜高島屋

 岐阜市日ノ出町の岐阜高島屋で2日、初売りが行われた。コロナ禍で県が外出自粛を呼び掛けた昨年からは一変し、初売り恒例の開店前の長蛇の行列が復活。一昨年の半分の水準まで列が延び、午前9時30分の開店を10分早めた。その後も客足は途切れず、同店は「来店時刻の分散も定着している」と話す。

 岐阜高島屋は、昨年は福袋を予約販売を主体にし初売り2日間は引き渡しを行わなかったため、短い行列しかできなかった。今年は多くの売り場で初日から販売したため、つづら折りの行列が戻った。密集を避けるため、店側は人気の和洋菓子店の福袋には整理券を配布。玄関前では検温と手指消毒を一人一人に行い、感染対策を徹底した。
 

 一番乗りは午前6時半から家族4人で訪れた岐阜市の会社員(32)。2年ぶりに初売りに並び「正月恒例の楽しみ。食料品やスーツを見る」。大垣市の会社員(47)も「昨年は来られなかった。売り場をいろいろ見たい」と整理券を手に家族と笑顔を見せていた。
 

 営業推進部の鷲見健二次長は「昨年より明るい兆しが感じられる。感染状況を見極め、気を緩めずに営業を続けたい」と話していた。