初競りで並んだマグロを競り落とす仲買人ら=5日午前5時5分、岐阜市茜部新所、市中央卸売市場

 岐阜市茜部新所の市中央卸売市場で5日、新年の売買が始まった。マグロの初競りは新型コロナウイルスの感染が収束しない中、前年に続いて入荷が減った。

 マグロの入荷は25匹(前年より5匹減)で、大きさも全体に小ぶり。卸売業者によると、コロナ禍で航空便が減っている影響で輸入ものが入荷せず、国内の港の水揚げも、しけで少なかったためという。

 

 午前5時、サイレンとともに初競りが始まると、場内に威勢のいい競り声が響いた。最高値はこの日最大の119・2キロの千葉県産メバチマグロで、1キロ当たり5940円(前年比2160円高)だった。

 競り落とした丸井井深商店の仲買人松野貴紀さん(39)は「(コロナ禍で)お客さんも市場に来る人も減っているが、きょうから注文が入っている。いい魚を買えたから、いい年になりそう」と話していた。