岐阜県は14日、中濃地域の一部でナシやモモの樹木が枯死する胴枯細菌病が初めて確認されたと発表した。病害虫発生予察特殊報を発表し、農業者らに注意を呼び掛けている。

 県によると、昨年9月ごろ、中濃地域の一部で急激にしおれたり、枯死したりするナシやモモの樹木を発見。樹木から検体を採取し、県農業技術センターが菌を分離して遺伝子解析した結果、胴枯細菌病と判明した。人体に影響はないという。

 ナシ胴枯細菌病は旧名「ナシさび色胴枯病」で、1972年に国内で初めて千葉県で確認以降、福島、秋田、愛知、高知、鹿児島県でも確認されている。モモ胴枯細菌病は、これまで「モモ急性枯死症」とされてきたが、本年度新たな病名が定められた。