―昨年を振り返ると。

 大橋理事長(左) 一昨年11月から医師4人体制で手術を手がけられるようになり、昨年は人工関節置換術手術の膝関節手術148件、股関節手術144件(12月29日時点)を実施できました。また、月曜と火曜の2日間だけだった午前外来が月曜から土曜まで可能になり、患者さまへの対応に余裕ができて、来院しやすい環境になったと思います。骨粗しょう症や人工関節周辺の骨折など対応できる症例も増え、受け入れる体制が整ってきました。

 谷院長(右) 非常勤のスタッフが増えたこともあって、外来への対応が充実しました。難易度の高い再置換手術といった症例も手がけられるようになりました。

 ―ホームページを大幅にリニューアルされましたね。

 大橋理事長 治療法の詳細や看護科や検査科など各部門の役割を発信することで、改めて当院の医療行為を伝えています。また、治療や手術だけでなく、術後のリハビリ方法についても詳しく紹介しています。

 谷医院長 人工関節手術やリウマチに関する情報が主体ですが、今後も有益な情報を発信していきたいですね。

 ―昨年9月の「岐阜人工関節フォーラム」については。

 大橋理事長 毎年、医師だけでなく、看護師、X線技師、理学療法士も参加し、各自の役割から見える課題などを話し合う場となっています。

 谷医院長 1992年から開かれ、意見を発表するだけでなく、さまざまな医療スタッフが交流を図る場にもなっており、長く続いています。

 ―新年の抱負をお願いします。

 大橋理事長 最先端の技術や医療機器を取り入れながら、従来通りの信頼ある診療と手術を続けていきます。

 谷医院長 患者さまの満足度を上げるためにしっかりと寄り添って、より最適な治療法を提案していきます。