岐阜県と岐阜市は18日、県内34市町村などで計382人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者は過去2番目に多く、300人を超えるのは昨年8月31日以来。感染者数は累計2万908人となった。学校や保育園などでクラスター(感染者集団)が新たに5件確認されるなど、若年層の感染が目立っている。重症者はゼロのまま。

 感染者382人のうち10代が98人と最も多く、20代78人、30代と10歳未満が各41人と続いており、30代以下が計約7割を占めた。県健康福祉部の堀裕行部長は傾向について「練習時にマスクを外す必要のある運動部関係で感染者が多い。保育施設では幼児はマスクができないなどの理由もあり、年齢層が低い人を中心に感染が増えている」と指摘。過去最多の384人(昨年8月26日)に迫る感染者に「岐阜県より先行して増加している他県の状況を見ると、人口10万人当たりの新規感染者数が100人を超えている。岐阜県でもさらに感染者が増える可能性はある」と危機感を強める。

 県独自の基準指標は、直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数が81・66人(18日現在)、陽性率は10・4%(17日現在)で、いずれも最も警戒が必要なレベル4相当。病床使用率は24・8%(同)でレベル2相当となっている。

 新たに確認されたクラスターのうち、瑞浪市の中京高校では同じクラスで10人の感染が判明した。保育施設関連では、美濃市と岐阜市で各6人の感染が分かった。多治見市の職場では7人、羽島市の運動教室は6人の感染が新たに判明した。

 拡大したクラスターは22件に上った。学校関係では、恵那高校関連は11人増の88人、大垣市の西中学校関連は3人増の40人、美濃加茂高校関連は14人増の31人、大垣養老高校関連は4人増の17人、県岐阜商業高校は3人増の8人。

 岐阜市は18日、児童の感染が判明した茜部小学校の臨時休校を20日まで延長すると発表した。下呂市では、萩原小学校が19日まで臨時休校となっている。