美濃加茂バイオマス発電所の完成予想図
起工式でくわ入れをする佐合隆治社長(左)ら=美濃加茂市蜂屋町

 中部電力と三菱HCキャピタル、山林事業などを手掛ける佐合木材(岐阜県美濃加茂市古井町、佐合隆治社長)が共同で出資する合同会社による木質専焼バイオマス発電所「美濃加茂バイオマス発電所」の起工式が26日、同市蜂屋町の建設地で行われ、関係者が安全を祈願した。3月に着工し、2023年10月の運転開始を目指す。

 コロナ禍のため起工式は関係者だけで行った。中部電力再生可能エネルギーカンパニープロジェクト推進部の中畑禎部長は「脱炭素社会実現につながるとともに、県産材を活用した地産地消再エネ電源として事業を着実に進めたい」、佐合社長は「地域の木材産業の振興に一役を担う使命をあらためて実感するとともに、県のCO2削減の一助になれば」とコメントを寄せた。

 建設地は市有地約1万3500平方メートルを借りる。発電出力は7100キロワット、想定年間発電電力量は約5千万キロワット時で、一般家庭約1万6千世帯分の年間電力使用量に相当する。電力は中部電力パワーグリッドに全量売電する。

 燃料は、主に県内産の未利用間伐材を使用する。製材端材など一般チップを含めて国産材100%とする。