甲子園開場100周年のメモリアルイヤーとなる今夏の全国高校野球選手権。岐阜大会は7月6日の開幕に向け、組み合わせ抽選が行われた。総合力で頭ひとつ抜け出る県岐阜商を追う対抗筆頭は元プロの藤本貴久監督がチーム力を格段に高めた新生中京と見ていたが、県岐阜商と同じAブロックに入った。Dブロックも新生大垣日大と、昨年まで率いた阪口慶三氏が特別顧問に就任した関商工が雌雄を決する。この4校にBの市岐阜商、Cの岐阜第一を加えた6校による激アツのV争いが予想される。

岐阜新聞Web独自記事として、有力7校の大会直前レポートを25日以降、順次配信します。併読コース、電子版単独コースの方は追加料金なく読めます。組み合わせはこちらから。

 ■断トツV候補の県岐阜商に新生中京が挑む

 県岐阜商の強みは何といっても県内随一の投手力。軸となるエース森厳徳は最速149キロの威力あるストレートと切れ抜群のスライダーが武器だが、豊富な球種で投球の幅が格段に高まった。...