スノーラフティングを楽しむ参加者
山頂付近まで運行するスノータクシー=いずれも高山市丹生川町久手、ほおのき平スキー場
スノーシューを履いて散策するよくばり雪山ハイク

 コロナ禍において、キャンプを筆頭に屋外レジャーの需要が高まっている。岐阜県高山市丹生川町久手の飛騨ほおのき平スキー場では、冬にしか味わえないアクティビティーに力を入れている。

 中部山岳国立公園乗鞍北麓の標高1250~1550メートルに位置する同スキー場は、良質なパウダースノーで知られ、上級者から初心者まで楽しめる15のコースがそろう。

 スキー場では、6年ほど前から、スキーやスノーボードをしない人にも楽しんでもらおうと、山頂付近で楽しめるアクティビティーを導入した。スノーラフティングでは、川下りに使用されるゴムボートをスノーモービルで引っ張って、雪上のジェットコースターさながらに滑走する。シラカバ林などを右へ左へと振られ、前が見えにくくなるほどの雪しぶきを浴びるのはスリル満点。

 名古屋市から家族4人で訪れた男子児童(11)は「初めて乗った。ウォータースライダーみたいに速くて楽しかった」と満足そう。

 「よくばり雪山ハイク」も人気。スノーシューを履いて「青だれの丘」という山頂付近を散策する。隣接する「五色ケ原の森」の案内人によるガイド付きで、初心者でも安心。天気が良ければ、飛騨山脈や白山を眺められる。道中、スキー場から約2キロ離れた落差60メートルの青垂れの滝を、2月後半まで肉眼で見ることができる。

 雪山ハイクは山頂付近で行われるため、リフトを降りたら「山頂スノータクシー」に乗車。スノーモービルが引く6人乗りの専用のそりに乗り、5分ほどで山頂までスイスイ。スキー板も載せられるので、山頂からの滑走も楽しめる。

 同スキー場専務理事の宮前勝さんは「スキー人口は減っている。多くの人に楽しんでもらうために、コロナ禍の時代に合ったレジャーを提供していきたい」と話す。

【案内】▽飛騨ほおのき平スキー場 住所=高山市丹生川町久手447(スキーセンター)。アクセス=中部縦貫自動車道・高山インターチェンジから約45分。営業時間=【平日】午前8時30分~午後4時30分【土日祝】午前8時~午後4時30分(今季営業は3月31日まで、ナイター営業日なし)。アクティビティーの料金=【スノーラフティング】大人1600円、小学生以下1200円(いずれも往復リフト券付き)【よくばり雪山ハイク】大人3000円、小学生以下2500円(いずれも往復リフト券付き)【スノータクシー】1回券200円、3回券500円、6回券900円。問い合わせ=電話0577(79)2244。