初代山口軍治が会社の礎を築いたのを受け、二代目山口軍治は県内外の運送会社を系列化して事業規模を拡大、発展させていった。

 二代目軍治は、周囲に自らを「商売人」と話していた。次第に「山口のところなら」と頼られるようになり、「一緒にやりたい」という運送会社を仲間にしていった。業務提携を結んで資本提携へと進め、1958年に...