13日に行われた揖斐郡大野町の町議補選の開票作業。投票率は17・79%にとどまった=同町黒野、町総合町民センター

 新人2人の争いとなった13日投開票の岐阜県揖斐郡大野町議補選(欠員1)の投票率は17・79%となり、岐阜県の市町村数が合併により現行の42になった2006年以降に実施された県内市町村の議員選挙で最低となった。これまでは、17年の大垣市議補選の17・84%が最低だった。

 大野町によると、大選挙区制に移行した1999年以降の町議補選はいずれも無投票で、選挙戦は今回が初めて。一般の町議選の投票率は、2019年の51・18%が最低だった。

 補選は町長選と同じ8日に告示された。町長選は無投票で現職が4選を決めた一方、補選は締め切り5分前に届け出があり選挙戦に入った。

 町の担当者は今回の投票率を「予想以上に低かった」と受け止め、「補選は通常の町議選とは異なる。町長選が無投票になったことで、関心が低くなったのかもしれない」と推測した。一方、投票しなかったという町内の70代の農業男性は「候補者の準備状況に差があり、勝負が見えていた」と理由を語る。任期満了に伴う町議選(定数10)が来春に予定されており、「来年本番があると思って投票に行かない人もいたのでは」と推し量った。