永井秀昭選手

 17日の北京冬季五輪ノルディックスキー複合男子団体で日本の銅メダルに貢献した3大会連続出場の永井秀昭選手(38)=岐阜日野自動車=。自身にとっては初のメダルを獲得した姿に、岐阜県内の関係者は惜しみない賛辞を送った。

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 岐阜日野自動車のスキークラブ部長の後藤徹さん(56)は前日に「日本のチーム力を見せつけます」とLINE(ライン)をもらったという。15日の個人ラージヒルでは31位だったが、この日は言葉通り、前半飛躍から役割を果たして悲願のメダルに貢献した。2008年の入社当時から見守ってきた。「競技に真面目に取り組む姿を見てきた。その積み重ねが結果に表れてくれてうれしい」

 昨年夏以降、けがが続いた永井選手を支えた同クラブのトレーナー嶋田進さん(38)は「苦しい中から銅メダルまでたどりついて、本当にさすが」と同い年の活躍に目を見張った。

 今大会は個人では、思うような結果が残せていなかった。嶋田さんは「最後に結果を出してくれてよかった。ベストを尽くしてくれた」とねぎらった。

 永井選手が個人複合で優勝した12年のぎふ清流国体では県選手団の総監督を務め、現在は県スポーツ協会専務理事の増田和伯さん(63)は「本当に感動した」と興奮気味に振り返った。

 後半距離、先頭集団での力走に、「前半の飛躍は確実に飛んで、距離でしっかりと強みを発揮した」と語った。「最後の五輪」と位置づけて臨んだ大会での好結果。「3大会連続で出場するだけですごいのに、素晴らしい結果を残してくれた」と健闘をたたえた。

 県競技スポーツ課長の中嶋成人さん(56)は「最後まで諦めない姿を示した。長年の努力が実を結んだ」と祝福。県勢3選手がいずれも銅メダルに輝いた。「県勢が出場する種目を素晴らしい形で締めくくってくれた。本当にすごいことでうれしい」と喜んだ。