最優秀賞に輝いた簿記部や「未来留学」の企業関係者ら=大垣市開発町、大垣商業高校
企業の原価改善に挑む大垣商業高校の生徒ら=今年6月、大垣市十六町、艶金(同校提供)
企業の膨大な書類から原価計算に挑んだ生徒たち=今年6月、大垣市十六町、艶金(大垣商業高校提供)

 全国の商業系高校の生徒が研究成果を競う「第32回全国高校生徒商業研究発表大会」(11月20、21日、北海道釧路市)で、大垣商業高校(大垣市開発町)が最優秀賞に輝いた。審査員をうならせたのは、簿記部の生徒が地元企業の原価計算に取り組み、具体的な経営改善につなげた成果。「簿記の力が実社会で役立つと示し、全ての商業高校生を勇気づける」と絶賛され、栄冠をつかんだ。県勢の最優秀賞は初めて。...