岐阜県高山市からは、各地にバス路線が広がっている。高山駅前の高山濃飛バスセンターには、東京・新宿や名古屋、岐阜、京都、大阪、松本、金沢、富山といった中長距離や下呂、神岡、新穂高などの飛騨地域各地の地名が並ぶ。地名を見ていると、どこかに出掛けたくなる。一方でコロナ禍で運休となる路線や便も多い。なかなか遠出ができない昨今、白川村までバス旅を楽しんできた。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」朝の高山濃飛バスセンターの窓口で、白川郷バスターミナルまでの往復乗車券を買う。片道2600円だが、往復で買うと4600円だ。午前8時50分発の白川郷行きのバスはすでに乗り場に入っていた。車内に乗り込むと、座席は結構埋まっていた。
バスは高山インターチェンジ(IC)から中部縦貫自動車道を走り、飛騨清見ICからは東海北陸自動車道へ入る。次の白川郷ICまでの間に、全長10・7キロの飛騨トンネルがある。2008年7月にこの区間が開通したことで、高山市と白川村、飛騨地域と北陸を結ぶ交通が大きく変わった。トンネルが続き、地下鉄のような車窓だ。白川郷ICを出ると、周囲は雪で真っ白。バスは白川郷バスターミナルに着いた。
白川郷バスターミナルは16年10月から運用が始まった。高山と北陸を結ぶ高速バスや、名古屋からの高速バスなどが集まる拠点だ。世界遺産の合掌造り集落を散策しながら、合間にバスを眺めていた。
帰り道、高山市内で雨となった。下呂へ向かうバスが宮峠にさしかかると雪に変わった。すぐに春とはならないが、確実に近づいているはずだ。










