長良川の生態や新たなブランド鮎の開発など、幅広い研究テーマが語られた成果発表会=岐阜市宇佐、県図書館

 長良川の鮎など河川や水生生物をテーマに研究する中高生による成果発表会が、岐阜県図書館(岐阜市宇佐)と各校をオンラインでつないで開かれた。長良川の生態や新たなブランド鮎の開発など幅広い研究テーマが発表された。

 世界農業遺産(GIAHS)に認定された「清流長良川の鮎」を次世代に伝えていこうと、県が昨年度から調査研究に取り組む高校生らを支援し、発表会を開いている。今年は中学1校と高校4校が参加し、県や学校関係者ら約40人が視聴した。

 岐阜農林高校動物科学科の生徒は、本巣市の伝統野菜「マクワウリ」を餌に使った養殖鮎の研究について発表。マクワウリの果汁を吹きかけて植物油でコーティングした餌を鮎に与えて育てたところ、苦味が軽減されたことを報告し、「今後は養殖業者と連携して研究を進め、付加価値の高い養殖鮎の実現を目指したい」と締めくくった。

 各校の研究成果をまとめたパネル展示が3月2~6日に岐阜市正木中のマーサ21で開かれる。