かつて織田信長が天下統一の拠点とした岐阜城を山頂に冠した金華山(329メートル)。岐阜市を代表する観光スポットの一つで、老若男女から広く愛され、身近な山として多くの登山客が訪れる。新年を迎えた今月4日、そのパワーにあやかろうと、金華山に登った。
登山道は10本。その中でも上級者向けの馬の背登山道を選んだ。登山口を出発し、10分ほど歩くと、馬の背登山道とめい想の小径(こみち)の二つの登山道の分岐点に着いた。そこには大きな烏帽子(えぼし)岩が。横には「伊奈波神社旧蹟(せき)」と書かれた石碑も立っていた。歴史の名残を感じられるのも金華山の魅力だ。...