下田歌子の生き方について学ぶ児童=恵那市岩村町、岩邑小学校

 岐阜県恵那市岩村町の岩邑小学校の5年生は、女子教育の先駆者とされる下田歌子の生き方を学習した。5年生38人は、東京の下田歌子記念総合研究所とオンラインで結び、下田の生き方について学んだ。

 下田は、1854年に岩村藩家臣の家に生まれ、実践女学校(現・実践女子大学)を創設したほか、裁縫学校や夜間学校を設立し「女子教育の先駆者」と呼ばれている。同校では5年生になると1学期に下田の生い立ちを学ぶ。2学期は学校運営協議会会長でもある同研究所の鈴木隆一客員研究員の講話を聞き、学んだ内容をまとめた。3学期にはその生涯を劇にした。

 同研究所の広井多鶴子(たづこ)所長は、女子教育に生涯をささげた人生を紹介。戦前は、男女で学ぶ環境に差があり、女子教育振興に貢献したことなどを伝えた。児童(11)は「中国から留学生を受け入れたことなど、今まで以上に詳しく下田歌子について知ることができた」と話した。