古代から信仰の対象として崇拝される「日本三霊山」がある富山、石川、静岡の3県知事が18日、金沢市で意見交換し、連携して交流人口の拡大に取り組むことで一致した。石川県の馳浩知事は、対象となる立山、白山、富士山を訪れる登山者が多いことを踏まえ「文化や歴史を知らない人に魅力を発信したい」と述べた。
今後、三霊山の歴史を紹介するリーフレットの作成や訪日客向けの周遊コース設定、山周辺の農村への宿泊体験に関する情報発信を進めるとした。
富山県の新田八朗知事は「顔の見える関係をさらに発展させたい」と述べ、静岡県の鈴木康友知事は「一緒に取り組みを強化し、連携を深めたい」と語った。