トヨタ自動車のロゴ=米デトロイト(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】トヨタ自動車は23日、米南部ウェストバージニア州の工場に8800万ドル(約126億円)を追加投資すると発表した。ハイブリッド車(HV)の基幹部品を組み立てるラインを導入する。2026年後半から生産を開始する。

 生産した部品はトヨタ車や高級ブランド「レクサス」への搭載を予定している。同工場はエンジンや変速機なども生産しており、今回の追加投資で、総投資額は28億ドルを超えるという。

 トランプ米政権は輸入車への高関税政策を推進している。トヨタは今回の投資について「これまでも進めてきた車の電動化や現地生産のさらなる取り組みの一環だ」と説明した。