【ニューヨーク共同】来年の核拡散防止条約(NPT)再検討会議に向けた第3回準備委員会に出席するため米ニューヨークを訪れている広島、長崎両市長が28日、国連国際学校で原爆被害の実相や平和行政の取り組みに関し講演した。松井一実広島市長は生徒に被爆地訪問を呼びかけ「核兵器の非人道性を学び、廃絶に向けて力を合わせよう」と訴えた。
同校によると、国連が運営し、国連職員や各国外交官の子を中心に、100カ国以上の子どもたちが通うインターナショナルスクール。
両市長は、中学3年に当たる生徒ら100人以上にスライドで被爆当時の写真や地図を示し約20分講演した。