米ゼネラル・モーターズのロゴ=2020年1月(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は29日、1月に公表した2025年の通期業績予想を撤回する方針を明らかにした。5月1日に新たな見通しを公表する。トランプ米政権の関税政策の影響を見極めるためという。

 米ブルームバーグ通信によると、GMのジェイコブソン最高財務責任者(CFO)は「当初の業績予想には関税の影響が含まれていなかったため、信頼できるものではなくなった」と説明した。

 同日発表した25年1〜3月期決算の純利益は前年同期比6・6%減の27億8400万ドル(約4千億円)、売上高は2・3%増の440億2千万ドルだった。