沖縄県は2日、在沖縄米海兵隊員が県内の成人女性に性的暴行をしたとして、不同意性交罪などで4月に起訴されたことを受け、米海兵隊太平洋基地司令官らに抗議した。県庁に呼び出したが応じなかったため、池田竹州副知事が基地を訪れ、隊員教育や綱紀粛正の徹底を要求。司令官のブライアン・ウォルフォード少将は「県民に不安を与えた」と謝罪したという。
池田氏は米軍キャンプ瑞慶覧(北谷町など)で司令官と在沖縄米総領事館アンドリュー・オウ総領事に面会。遺憾の意を伝え抗議文を手渡した。
池田氏によると、司令官は5月9日に開催される協議の場で再発防止策を議論する考えを示したという。