東京海上日動火災保険と東京海上日動あんしん生命保険は2日、委託していた名古屋市守山区の代理店店主が顧客から預かった保険料、計約9100万円を詐取、流用していたと発表した。
元店主は2015年4月〜25年1月、自らの銀行口座を振込先とする請求書を作り、顧客に保険料を支払わせたという。一時的に私的に流用した後、補填したが、一部は返還されていないという。約40の法人と個人が被害にあった。
今年1月、顧客から東京海上日動に「保険料を振り込んだのに未払いになっている」との連絡があり発覚した。
東京海上日動などは「ご迷惑、ご心配をおかけして心よりおわびする」とコメントしている。