【モスクワ共同】ジョージア(グルジア)からの一方的な独立を宣言している親ロシア派地域「アブハジア共和国」とロシアを結ぶ定期直行便が1日、約30年ぶりに再開した。ジョージアのダビタシビリ第1副首相は「国際民間航空機関(ICAO)の規則違反だ。ロシアの航空会社は国際的な制裁下にある」と主張し反発した。タス通信などが報じた。

 1日はモスクワ郊外のブヌコボ空港を出発したロシアの航空会社のボンバルディア機がアブハジアの中心都市スフミに到着。空港ではアブハジアのグンバ「大統領」やロシアのプーチン大統領の側近キリエンコ大統領府第1副長官が出迎えた。