2日、バチカンのシスティーナ礼拝堂の屋根に煙突を設置する消防士ら(ゲッティ=共同)

 【ローマ共同】次期ローマ教皇を決める選挙(コンクラーベ)で会場となるバチカンのシスティーナ礼拝堂の屋根に2日、煙突が取り付けられた。コンクラーベは教皇が選出されなかった場合は煙突から黒煙を出し、選出されれば白煙を出して外部に知らせる仕組み。7日の開始に向けて準備が進んでいる。

 コンクラーベでは、先月死去した教皇フランシスコの後継者を選ぶ。投票権のある80歳未満の枢機卿らが秘密投票を行い、投票総数の3分の2以上の票を得る者が出るまで続く。

 教皇フランシスコの改革路線を踏襲する人物が選ばれるかが選挙の焦点。