川崎―アルアハリ 後半、ゴール前で競り合う川崎・山田(右から2人目)=ジッダ(共同)
 アルアハリに敗れ、涙ぐむ川崎・脇坂(14)=ジッダ(共同)
 川崎―アルアハリ 前半、アルアハリに2点目のゴールを決められる川崎・GK山口(右から2人目)=ジッダ(共同)

 【ジッダ(サウジアラビア)共同】サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)は3日、サウジアラビアのジッダで決勝が行われ、川崎はアルアハリ(サウジアラビア)に0―2で敗れ、初のアジア制覇はならなかった。

 立ち上がりは互角だったが、徐々に攻め込まれて前半に2点を失った。後半はボールを保持する時間が増えたものの、決定機は少なかった。

 アルアハリはサウジアラビアの政府系ファンドが保有し、国家を挙げて強化してきたクラブの一つ。準々決勝以降が集中開催された地元で初優勝を飾った。大会は今回から刷新され、優勝賞金は1千万ドル(約14億5千万円)と大幅に増えた。