陸上ダイヤモンドリーグ第2戦から帰国し、取材に応じる男子110メートル障害の村竹ラシッド=4日、羽田空港

 陸上男子110メートル障害でパリ五輪5位の村竹ラシッド(JAL)が4日、2戦連続の2位に入った最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ第2戦(中国)から羽田空港に帰国して取材に応じ「まだシーズン序盤で(海外勢が)仕上がっていない部分もあると思うが、自分も全然仕上がっていない。その上で戦えるようになったのは大きい成果」と手応えを口にした。

 第1戦から13秒14をマークして9月の世界選手権代表に決定。同じ会場の国立競技場で開催される次戦のセイコー・ゴールデングランプリ(18日)へ「万全の状態で準備し、12秒台を出して国立を湧かせたい。9月に向けても弾みをつけられたらいい」と思い描いた。