川崎市で元交際相手の女性の遺体を遺棄したとして3日に逮捕された白井秀征容疑者(27)は、以前は同市内でとび職として働きながら、友人らとラップミュージックの活動をしていた。周囲は、優しい印象を持っていた一方、「けんかっ早い面がある」とも語った。
同じ地元の知人らによると、白井容疑者は川崎市で育ち、地元の建設工事会社で勤務していた。自分の話はあまりしないが、仕事の傍ら地元の友人らと音楽活動をしており「頑張りたい」と楽しそうに話していたという。
一方、無断欠勤が多く、勤務態度を理由に事実上解雇という形で退職した。元同僚の男性は「仕事でいつも助けてもらっていた。自分には優しかったのに」と困惑気味に語った。