【ベルリン共同】国際サッカー連盟(FIFA)は9日、オンラインで理事会を開き、女子W杯の出場チーム数について、2031年大会から48チームに拡大することを決めた。現状の32から16増となる。1次リーグを12組に分けて実施する方式で、総試合数は64試合から104試合に増える。

 男子のW杯は26年大会から48チームで実施され、女子もこれに続く形。インファンティノ会長は「この決定により、世界的な女子サッカー発展の勢いが続くことが保証される」とコメントした。

 このほか、アフガニスタン女子難民チームの結成に向けた戦略についても承認。人種差別問題に関する懲戒規定を改定し、罰則を強化した。