【モスクワ共同】ロシアが一方的に宣言していた8日から72時間のウクライナとの停戦期間がモスクワ時間の11日午前0時(日本時間同午前6時)に終了した。ウクライナは受け入れを拒否し、期間中に双方の攻撃がやむことはなかった。

 今回は9日のロシアの対ドイツ戦勝80年記念日に合わせた停戦発表だったが、2023年1月の「クリスマス停戦」、今年4月の「復活祭停戦」に続き、かけ声倒れの不発に終わった。

 ロシア国防省は10日、8日からの期間中にウクライナ側による「9318件の停戦違反」が確認されたと発表した。