30代以下の献血者が減少する中、警視庁警察学校(東京都府中市)で12日、4月に入校した初任科生のうち137人が献血した。都赤十字血液センターによると、都内では4月1日から5月11日にかけ「400ミリリットル献血」の協力者が約千人分不足していた。
初任科生は血圧を測り、薬の服用の有無など23項目に関しタッチパネルで回答。バスに乗り込み、問診を受け採血した。
初めて献血した高橋響葵巡査(18)は「献血を通して命をつなげたい」と話した。木下祭巡査(22)は「誰かのために役に立ちたいと思った」と強調した。