立憲民主党の辻元清美代表代行は12日の記者会見で、石破政権が物価高対策やコメ政策、年金制度改革、選択的夫婦別姓制度、企業・団体献金など政治改革の5項目について対応が不十分だと批判した。「無策5連発だ。大きな課題や改革を先送りし、どこが責任政党なのか」と述べ、参院選の争点になると訴えた。
物価高を巡っては、消費税減税を見送る石破茂首相の意向を踏まえ「減税もしない、給付もしないという無策でいいのか」と非難。選択的夫婦別姓に関しては「法案も提出しないくせに、他党の法案は党議拘束をかけて反対するのは、無責任政党の典型だ」と断じた。