対談し、写真に納まるヤロスラワ・マフチフ(左)と戸辺直人=13日、東京都品川区

 陸上の走り高跳びで、女子の世界記録を持つヤロスラワ・マフチフ(ウクライナ)と、男子の日本記録保持者の戸辺直人が13日、東京都内で対談した。9月の世界選手権東京大会開幕まで4カ月。パリ五輪金メダルで、東京五輪3位のマフチフは「また東京で試合ができることをとても楽しみにしている。満員の熱気の中でベストを尽くしたい」と話した。

 マフチフがセイコー・ゴールデングランプリ(18日・国立競技場)に出場するために来日して実現。東京五輪後の2022年に大けがを負い、世界大会から遠ざかっている戸辺は「東京五輪では残念ながら無観客だった。今年は自分も満員の世界陸上に出て戦いたい」と決意を示した。