熊本県の御船町恐竜博物館は13日、同県内で見つかった化石が、これまで分類上確認されていなかった新属新種の翼竜だったことを明らかにした。翼竜は「ニッポノプテルス・ミフネンシス」と命名された。日本国内で発見された化石から翼竜の名前が付くのは初めて。

 博物館や熊本大、北海道大などによる研究成果で、化石は1億50万年前から6600万年前の後期白亜紀の地層から見つかった。