他人への譲渡目的で銀行の預金口座を開設したとして、詐欺罪に問われた元大分県警巡査安達明音被告(27)は14日、大分地裁(北島聖也裁判官)の初公判で起訴内容を認めた。被告は起訴後、懲戒免職処分を受けていた。
起訴状によると、昨年12月5日、何者かと共謀し、他人に利用させる意図を隠してアプリで口座開設を申し込み、銀行に口座を開設させたとしている。
県警が今年3月、詐欺容疑で逮捕。4月には、何者かに口座の預貯金引き出しなどに必要な情報を有償で提供したほか、オンラインで数千回賭博をしたとして、賭博容疑などで追送検していた。