中部電力浜岡原発

 中部電力は15日、解体中の浜岡原発2号機(静岡県御前崎市)の原子炉建屋1階で、火災が発生したと発表した。けが人や放射性物質の周囲への漏れはない。2号機は廃炉作業中で、今年3月から商業用原発としては国内初の原子炉の解体撤去工事を行っている。

 中部電によると、15日午後2時45分ごろ、協力会社社員がグラインダーを使って原子炉格納容器の圧力抑制室の解体作業をしていた際、作業エリアを囲う耐火シートが燃えていることを確認し、消火した。