大相撲の照ノ富士親方(元横綱)が夏場所6日目の16日、東京・両国国技館内の相撲博物館でトークイベントに臨み、大関大の里について「よく前に攻めている。いつも通りやるのが一番いい」と綱とりへ平常心を保つよう助言を送った。
一人横綱で苦しい土俵の豊昇龍にも言及し「期待して待つしかない。それに応えようと本人が努力するだろう」と語った。
自身の引退相撲の日程は来月に発表される予定。現在は伊勢ケ浜部屋で指導に当たり「横綱、大関を育てるのが夢。体ができ上がった上で、技術が生きると伝えていきたい」と方針を述べた。