2025年大阪・関西万博(アプーリア地方):プーリア州の
職人技の卓越性を万博で披露
*プーリア州に特化した週に才能と創造性を展示
【大阪2025年5月16日ANSA=共同通信JBN】2025年大阪・関西万博のイタリアパビリオンは、プーリア州に特化した週の主役である同州の職人企業の才能と創造性で明るく輝いています。
展示されている優れた事例には、芸術的な照明システムを専門とするバーリの歴史ある企業、Paulicelliが含まれています。
1920年以来、Paulicelliはユニークな照明効果によって畏敬の念を起こさせ感動させる舞台装置で、プーリア州の照明の伝統を世界の海外市場に輸出しています。
オトラントの金細工職人であるRoberta Risolo氏は、様式の研究とサレント地方の伝統を融合させた独自の作品を展示しています。
同氏によるジュエリーは、魅力的で興味深い素材とシンボルを組み合わせたもので、地元の文化に根差したストーリーを思い起こさせます。
デジタルアーキテクチャーと職人技の融合により、バーリ県プティニャーノにAlessio氏とEmanuele氏のアトリエ、Officina Chiodo Fissoが誕生しました。
この2人組は、視覚的かつ機能的な体験を形作るために、革新的な技術と素材を使用して公共空間とプライベート空間用の家具を制作しています。
トリカーゼ(レッチェ県)では、Ceramiche Brancaがサレント地方の陶芸芸術を大阪にもたらしました。
1987年に巨匠Agostino Branca氏によって設立されたこのアトリエは、そのスタイルの実験性と、地元の伝統的な形やデザインを現代的な方法で再解釈する能力においてユニークな存在です。
プーリア州の芸術・文化界で多才な人物であるNicola Zucchi氏は、デジタルアーティスト、インテリアデザイナー、ディレクター、脚本家であり、ミラノ、ロンドン、ニューヨークでの国際的なキャリアと、ビジュアル・デジタルアートの絶え間ない探求を反映したアート作品を展示しています。
ターラント県サーバを拠点とするのは、鉄鋼と機械の分野に30年以上携わってきた起業家、Silvia Decataldo氏とAnna Maria Decataldo氏です。
建築家Massimiliano Saracino氏と共に、2人は記憶とイノベーションを融合させたデザインラインを生み出しました。
こうして誕生したCentrino Styleは、コールテン鋼のランプとアップリケのコレクションで、プーリア州の女性たちが伝統的に作ってきたドイリーに着想を得ています。
かつては家庭の装飾の中心的な要素でしたが、現在ではモダンで彫刻的な形を与えられ、自ら刷新しつつある伝統を表現しています。
「プーリア州のために欧州連合が共同出資し、PR Puglia FESR - FSE+ 2021-2027の資金による編集イニシアチブ」
ソース:Apulia Region