東京・下町の初夏の風物詩、浅草神社(東京都台東区)の三社祭が17日、中日を迎えた。氏子らがみこしを担いで町を練り歩く「連合渡御」があり、雨の中、地元町会の約100基が次々に登場すると、集まった見物客はきらびやかなみこしに魅了された。
雨が降りしきる正午ごろ、神社に集まったみこしは1基ずつおはらいを受け、それぞれの町会へ向け出発。おはやしが響く中、法被姿の男女が肩を寄せ合い、勇壮なかけ声に合わせてみこしを揺らした。
最終日の18日は、本社の3基のみこしを境内から担ぎ出す「宮出し」があり、最高潮を迎える。