セイコー・ゴールデングランプリの前日練習に臨む女子やり投げの北口榛花=国立競技場(代表撮影)

 陸上のセイコー・ゴールデングランプリに出場する有力選手が大会前日の17日、会場の東京・国立競技場で記者会見し、女子やり投げでパリ五輪覇者の北口榛花(JAL)は不本意な内容で4位に終わった3日の今季初戦を踏まえ「自分の姿をもう一度見えるようにしたい。少しずつ自分の投てきスタイルに近づけていけたら」と語った。

 男子110メートル障害でパリ五輪5位の村竹ラシッド(JAL)は自身が持つ日本記録(13秒04)更新に意欲を示し「一番の目標は12秒台を出すことで、最低でも13秒0台で走りたい。そこに向けて、しっかり調整してきた」と気合十分だった。