【北京共同】中国国営中央テレビは18日、国産戦闘機「殲10」の輸出タイプが最近、空中戦で多数の戦闘機を撃墜し、自機は無傷だったとして「初めて実戦で成果を上げた」と報じた。パキスタン軍が運用する殲10がインド軍戦闘機を撃墜したとの報道を裏付けた。
ロイター通信は8日、パキスタン軍がインド軍の戦闘機少なくとも2機を撃墜し、うち1機はフランス製のラファール戦闘機だと伝えた。国営中央テレビでは軍事専門家が、殲10がラファールに比べていかに優れているかを語った。
同専門家は、殲10は基本設計が極めて優れ、機動性も高く、レーダー反射面積を少なくするための多くの措置を取っているなどと指摘した。