キャンペーンロゴをあしらったヘッドマークを付けた記念列車=飛騨市古川町金森町、JR飛騨古川駅
吹奏楽の演奏で出迎えられた記念列車の観光客ら=飛騨市古川町金森町、JR飛騨古川駅
観光客らを出迎える都竹淳也市長(左から2人目)や中学生ら=飛騨市古川町金森町、JR飛騨古川駅

 初夏の飛騨路をテーマとしたJR東海の「きょうも、いいひだ」キャンペーンの記念列車の歓迎セレモニーが17日、岐阜県飛騨市古川町金森町のJR飛騨古川駅であり、地元住民や中学校吹奏楽部による演奏がツアー客ら約200人を出迎えた。

 清流と新緑をイメージしたキャンペーンロゴをあしらったヘッドマークを取り付けた記念列車「きょうも、いいひだ」号が駅に到着すると、古川と神岡の両中学校の吹奏楽部でつくる「飛騨ジュニアウインドオーケストラ」が「銀河鉄道999」の主題歌を迫力の音量で演奏。旅行客らを盛大に出迎えた。駅舎玄関口では、都竹淳也市長や古川中の生徒らが飛騨市河合町特産の野草茶、絵手紙入りのグッズを手渡し、市内観光を満喫するように呼びかけた。都竹市長は「池ケ原湿原、新緑の飛騨古川の町並みなど、この時期、見どころは多い」と話した。

 キャンペーンは7月18日まで。期間中、ヘッドマークを付けた特急ひだ号の1編成がほぼ毎日、高山線を走る。キャンペーン対象の旅行商品、飛騨エリアフリーきっぷの利用者には千円相当の特典プレゼントがある。引き換えは高山市は中心市街地の中橋観光案内所、飛騨市は飛騨古川まつり会館など、飛騨地方5カ所で受け付ける。