【ワルシャワ共同】ポーランドで18日、大統領選が行われた。地元メディアが報じた出口調査によると、トゥスク首相率いる中道「市民プラットフォーム」のリベラル派、チャスコフスキ・ワルシャワ市長(53)と、愛国主義的な保守野党「法と正義(PiS)」が支持する反欧州連合(EU)のナブロツキ氏(42)が6月1日の決選投票に進む見通しとなった。
ドゥダ大統領の任期満了に伴う選挙戦の行方はトゥスク政権の今後を左右し、ロシアの侵攻を受ける隣国ウクライナへの支援にも影響を与えそうだ。出口調査ではチャスコフスキ氏が30・8%、ナブロツキ氏が29・1%で、決選は接戦が予想される。