気象庁は19日、鹿児島県・奄美地方が梅雨入りしたとみられると発表した。平年より7日遅く、昨年より2日早い。気象庁によると、16日に全国で今年初めて梅雨入りしたとみられる九州南部よりも遅くなったのは、確定すれば1954年以来となる。
気象庁によると、奄美は19日、前線の影響で雨や曇りとなった。今後1週間も前線や湿った空気の影響で曇りや雨が多くなる見込みで、梅雨入りしたとみられると判断した。
九州南部では偏西風が北寄りを流れ、連動して前線が平年より北側に形成されたことなどが影響し、今年は梅雨入りが先になった。